染色体模型
「細胞分裂時の染色体の動きを、黒板上で再現できないものか?」
そう思いつくったのがこの教材です。

4本の染色体をあらわしています。
この教材にはいくつかの工夫がしてあります。
まず材料ですが、黒板に貼れるようになるべく軽いものを選択しました。

東急ハンズで買った発泡スチロールの筒。ポスターカラーで色を塗りました。

筒をマジックテープで合体させ、染色体が複製された状態を表現します。

裏面にはマグネットを貼り、黒板に貼り付けられるようにしました。
実際に使ってみるとこんな感じです。

体細胞分裂の後期。
そして、この教材にはもうひとつ工夫があります。

染色体の一部が取り外せるようになっています(真ん中の白いものは強力磁石です)。
もう一方の染色体の一部と交換すれば…

染色体の部分的交換(乗換え)を表現することができます。
ちなみに、染色体模型を生徒にはじめて見せるときは、
赤いひもと青いひもをDNAに見立てて、
染色体=DNAの束であることを説明します。

コンパクトで使い勝手のよい、お気に入りの教材です。
発泡スチロールだと両面テープがあまりくっつかないので、次はラップの芯でつくってみたいと思います。
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