3時間目。




ホイヤー氏液がまだゆるゆるですが、気にしない気にしない^^;





光学顕微鏡に自作のプレパラートをセットして観察スタート。

さて、何が見えるかな・・・?



























「うわぁー!」

生徒の歓声(悲鳴?^^;)があちこちから聞こえてきます(笑)





これは観察できたうちのほんの一部。

ほんとうにたくさんの種類の土壌動物を見ることができました。

ヨカッタ^^

(ちなみに、この写真は接眼レンズにデジカメを直接くっつけて撮影したものです。

専用のアダプタがなくても、意外と綺麗に撮影できるんですね)





最後に顕微鏡をのぞきながらスケッチ。



たっぷり3時間かけて、点描で仕上げてもらいました。

小さなものをじっくり観察する。

地味だけど楽しいです・・・よね?







土の中に広がる多様な生き物の世界。

・・・すこしは感じてもらえたかな?^^







以上、週1時間の選択理科でおこなった実践をレポートしました。



はじめは「ぎゃあぎゃあ」と悲鳴をあげていた生徒でしたが、

後半は慣れてきたのか、「へえ、こんな生き物もいるんだ」と

素直に感心する子もいました。



生き物(特に昆虫)に対する抵抗感は、年齢とともに強くなります。

中学生のうちならば、まだ克服できるかもしれない。

・・・理科を通して生物好きの生徒を増やしたい、と思っています^^



今回の実験では、観察、スケッチにとどまりましたが、

さらに発展的な内容として、

土壌動物による自然環境診断(青木淳一氏)もとても面白いです。



土壌動物の観察は、現在、中学校理科ではほとんど扱われていませんが、

とても魅力的な実験なので、

今後も自分なりの実践例を紹介していければ、と思っています。

まずは土壌動物の名前を覚えることからスタートですね。

先は長いなあ・・・^^;




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