割りばしで細胞分裂
体細胞分裂と減数分裂の違いを、生徒一人ひとりに確認してもらうために、
割りばしを染色体に見立てて表現してみました。
生徒用の「ミニ染色体模型」といったところでしょうか。
相同染色体が2組ある状態です(つまり染色体数は2n=4)。
初めは体細胞分裂です。
割りばしを割って(縦列面で分離して)、2つに分配すれば完了。
つまり、体細胞分裂は割りばしを割る作業にたとえることができます。
次は減数分裂です。
はじめに相同染色体が対合します。
第一分裂。
対合していた相同染色体が上下に分離します(分離のしかたは写真左と写真右の2通り)。
第一分裂は割りばしを分配する作業にたとえることができます。
第二分裂。
分配した割りばしを割って、減数分裂は完了です。
第二分裂は体細胞分裂と同じ作業ということになります。
以上のことをまとめると、
@体細胞分裂は、割りばしを割る作業。
A減数分裂は、割りばしを分配したあとに割る作業。
ということになります。
授業でやってみたところ、生徒は肝心の内容よりも割りばしの色塗りに熱中していました(汗)。
次回からは色付きの割りばしを配ろうかな…。
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