原腸胚の陥入モデルのつづき…
陥入がはじまる前の状態です。
青い部分は外胚葉、黄色い部分は内胚葉、赤い部分は原口です。
陥入がはじまりました。
原口の部分から細胞が内側へめり込んでいきます。
原腸が形成されて、もともとあった胞胚腔が押し遣られていきます。
陥入にともなって、中胚葉(赤い部分)がぐる〜〜っと形成されていきます。
陥入がおわりました。
何とも機械的な動きですが、
陥入によって中胚葉がぐる〜〜っと形成されていくようすはイメージできると思います。
ただ、この教材にはひとつ大きな課題があります。
陥入がはじまると、外胚葉(青い部分)は原口から内側へ落ち込んでいくため、
細胞は上の写真のように外側と内側で正反対の動きをします。
しかしこの教材では、外側と内側の細胞が同じ動きをしてしまうのです。
このタイプの教材では改善が難しいので、
現在ひもをつかった新しいタイプの教材を考案中です。
まだまだ開拓の余地のある分野ですね^^
原腸胚の陥入に関する教材は、インターネット上でもいくつか紹介されていますが、
個人的には、kazuhiro先生のホームページ「いきもの」のなかで紹介されている
“パラパラまんが”の教材が大好きです。
色を塗ったりしながら、生徒と一緒にパラパラまんがを作ったら楽しそうですね^^
どなたか新しいアイデアをお持ちの先生がいましたら、ご教授宜しくお願いしますm( __ __ )m
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