ゲノムボックス




ゲノムボックス




「生命の設計図」ともいえる遺伝子DNA。

そのDNAの集まりが染色体です。

ヒトがもつ46本の染色体を、46冊の生命の設計図にたとえて表現してみました。



46冊の生命の設計図。ここにヒトの遺伝情報が書き込まれている(という設定)。



46冊の本といっても、1巻から46巻まであるのではなく、下の写真のように

「1巻から22巻+1冊(XorY)」のセットが2つ
あります。



この「1巻から22巻+1冊」のセットをゲノムと呼んでいます。

つまりこういうことです(↓)




なぜゲノムが2つあるのでしょうか?

それは父親と母親からゲノムをひとつずつ受け継ぐためです。

父親から23本、母親から23本の染色体を受け継ぐので、

ひとりの人間は、すべての細胞に46本の染色体を持っているのです。





ではここからは、ゲノムボックスの教材としての工夫をいくつか紹介したいと思います。


まず中身の「本」についてですが、この本は私が作ったニセモノです。

発泡スチロールの板をダンボールでサンドイッチして作りました。

だからゲノムボックスは重そうに見えて、とても軽いです^^



見栄えを良くするためにダイソーのラッピングシートを張っています。



裏面にはマグネットシートを貼り、黒板に張り付けられるようにしました。



ぺたっとこんな感じです。





また、本と本を着脱可能なマジックテープでくっつけて、

染色体が複製された状態を表現しました。





ゲノムボックスの紹介のつづき