2時間目。



本日は、土壌動物を顕微鏡で観察するためのプレパラートを作製します。



前の時間に採集した土壌動物は、班ごとに小瓶で保管。

エタノール漬けにして固定しています。



ラベリングも忘れずに^^





では、プレパラートを作製してみましょう。

標本として適しているのは、ササラダニ類やトビムシなど

肉眼では観察できないような小さな土壌動物です。



瓶の底に沈殿した土壌動物をスポイトで吸い取ります。

土が混入するのがいやなら、

先の尖ったピンセットで、土壌動物を一匹ずつ拾い集めてもOK。



プレパラートの中央に沈殿物を集め・・・



余分なエタノールをろ紙で吸い取ります(乾かしすぎに注意)



封入には、ホイヤー氏液(ガムクロラール液)を使用しました。



ホイヤー氏液をあまり広げないように、数滴たらし・・・



カバーガラスをそっとのせます。



空気が入らないように、端からそっと・・・



できました^^

上から押さえつけたりせず、このままの状態で数日間乾燥させます。





生徒の作品。

お気に入りの土壌動物を封入して、

みな思い思いのプレパラートを作製していました^^



次の時間はいよいよ観察です。



3時間目へつづく