水素と酸素で水ができるか
水素(H2)と酸素(O2)を合体させて水(H2O)を作ってみよう
という実験です。

小さなビニール袋に水素を充てん。

水素は宇宙一軽い気体なので、袋の口を必ず下に向けておきます。
次に酸素を充てん。

これで水素と酸素が混ざりました。
水素と酸素を混ぜただけでは水はできません。
ここにエネルギーを加えることによって化学反応が起こり、
水素と酸素の原子が結びついて水が生成されます。
着火装置を使って、袋のなかに火花を飛ばします。

果たして水はできるのか!?
結果をお見せする前に、お手軽着火装置の作り方を紹介します。
使用する道具はご覧の通り。

圧電素子入りのライター、被膜されている導線、ビニールテープ、ドライバー
はじめに、ライターを分解して圧電素子を取り出します。

安全のため、ガスを使い切ったライターを使用します。
カバーを取り外して・・・

中央に見える白くて四角い部品が圧電素子。

こんな形をしています。

つながっている導線をはずして分解完了。
次に、同じ長さに切った2本の導線を、取り出した圧電素子につなぎます。

導線が長ければ長いほど、実験装置からはなれて着火することができます。
(写真の導線の長さは50センチメートルほど)
導線の先端部分は1センチメートルほど被膜をはがし、ていねいによりあわせます。

2本の導線の端をそろえて持ち・・・
ビニールテープでしっかりと固定。

2本の導線の先端部分に、ごくわずかなすき間ができるように調整します。
最後に圧電素子をパチッと押して、導線の間に火花が飛べば完成^^

10分で作れる簡単お手軽着火装置。
では実験の続きを見てみましょう^^
→「水素と酸素で水ができるか」実験の続き
|
|