煮干の解剖




この実践は

koba先生のホームページ『煮干の解剖資料室』を参考にさせていただきました。








「煮干」を教材として用いるメリットとしては、


・安価で、必要な数量が簡単に手に入ること

・準備、後かたづけが容易なこと(食べることもできる)

・殺したり、血が出たりしないため、生徒の心理的負担が少ないこと


などがあげられます。





カタクチイワシの煮干を買いました。

できるだけ大きいほうが解剖しやすいみたいです。

(一袋に50匹くらい入っていて500円くらいでした)





だいたい10センチくらい。

これだけ大きいと解剖しやすいですね^^







↑こちらの解剖資料は

koba先生のホームページ『煮干の解剖資料室』からダウンロードさせていただきました。

大きな写真と解説入りでとても見やすいです!


カラー印刷したものをラミネートして、班ごとに配布しました。

これがあれば、生徒は資料を見ながら各自で作業を進めることができます。

授業でも絶大な威力を発揮しました^^







手とピンセットを使って煮干を解剖していきます。

内臓の形が驚くほどきれいに残っていることに感動しました。

ひとたび解剖が始まると、生徒は真剣そのもの。




今回は、ただ解剖するだけでなく

↓こんなものを用意してみました。





CDケースの底面に、写真入りの台紙を貼付けたものです。

台紙に臓器を貼付けていくと、解剖標本ができあがります。


なお台紙については、koba先生のホームページ『煮干の解剖資料室』から

ダウンロードした資料を、厚紙に拡大印刷して、CDケースのサイズに切って

使用させていただきました。

(CDケースはヨドバシカメラで、ケースのみ30枚入りで1000円ほどで売っていました)







解剖資料を見ながら、一つひとつの臓器を丁寧に取り外して・・・





ボンドで台紙に貼付ければ・・・





この通り、解剖標本のできあがり!


ほとんどの生徒が1時間の授業のなかで、完成させることができました^^

この授業を行ったのは中学2年生のクラスでしたが、

はじめは不慣れな生徒も、2匹目、3匹目と挑戦するうちに

コツをつかんでいくようで、みな楽しんで作業に没頭していました。




煮干の解剖 2時間目へつづく