西表島の大自然
沖縄からさらに飛行機に乗ること1時間。
日本で最も南に位置する島々。
念願の地へやってきました。
15時、石垣島に到着。
すぐに船に乗り、竹富島へ渡りました。
竹富島の町並み。
小さい島なので自転車でまわります。
石垣を彩る南国の花。
青い空とのコントラストがきれいです。
町並みを楽しんだあとは一路海岸へ。
海の青さにただただ驚くばかり。
ゆったりと時間が流れます。
竹富島を満喫し、再び石垣島へ。
沖縄料理に舌鼓を打ち、1日目終了。
− 2日目 −
石垣島からフェリーで1時間。
朝9時、西表島の上原港に到着。
海から見ると島のほとんどがジャングルで覆われていて、
石垣島とはかなり趣が異なります。
レンタカーを借りて、島の南を流れる仲間川へ。
仲間川の流域には、広大なマングローブの森が広がっています。
仲間川のマングローブクルーズに参加。
ジャングルの中をゆったりと流れる仲間川。
川の両岸にはマングローブが生い茂っています。
サキシマスオウノキ。
巨大な板状の根(板根)が見事です。
クルーズのあとは水牛の島渡りで有名な由布島へ。
西表島と由布島の間には浅い海が広がっています。
水牛に揺られながらのんびりと渡ります。
由布島観光を1時間ほどで終え、
船浮集落へ向かいます。
陸路がなく、交通は連絡船のみ。
まさに陸の孤島です。
船浮集落から林道を歩くこと10分。
静かな砂浜に着きました。
イダの浜。
西表島でもっとも美しい砂浜といわれています。
人がほとんどいません。
貸し切り状態です^^
そしてこの透明度。
驚くことにゴミなどの漂着物が全くありません。
真っ白い砂はすべて珊瑚のかけら。
こんなにも美しい場所が日本にもあったのか・・・としみじみ。
西表島の夕暮れ。
やがて夜が訪れ、満天の星空が広がりました。
くっきりと浮かび上がる天の川。
幾筋もの流れ星。
壮大な天文ショーに圧倒されるばかり。
広大な宇宙に思いを馳せ、またしてもしみじみ。
− 3日目 −
6時間のトレッキングツアーに参加。
カヌーでピナイサーラの滝を目指します。
ジャングルの中をカヌーで進みます。
川の両岸に広がるマングローブの森。
昨日のクルーズよりもずっと間近で見ることができて感動。
ヤエヤマヒルギ。
島のいたるところで見ることができるマングローブ。
タコ足状の支柱根を広げてからだを支えています。
オヒルギ。
こちらも広い範囲に生育しているマングローブ。
地表からぼこぼこと顔を出しているのは、オヒルギの根(呼吸根)。
いま世界各地でマングローブの森が
急速に失われているというニュースを聞きます。
海の水質浄化に大きな役割を果たし、
多くの生命を育むマングローブの森。
自分にいったい何ができるだろうか?
せめて教員として、こどもたちにマングローブの森の
大切さを伝えていかなくてはと思います。
30分ほど川をさかのぼった地点でカヌーを降り、
歩いてピナイサーラの滝の上を目指します。
険しい山道を登ること30分あまり。
一筋の清流に到着。
清流を下っていくと・・・
流れが突然途切れ、崖下へ落ち込んでいます。
落差60m。ピナイサーラの滝の上に到着。
素晴らしい眺望。
眼下にはマングローブの森が広がり、はるか水平線が見渡せます。
ただ、柵がないのでかなり怖いです^^;
滝の上で昼食をとったあと、
山道を下り滝つぼへ。
ピナイサーラの滝下から。
水着になり滝つぼでひと泳ぎ。
水はひんやりと冷たく気持ちよかったです。
ガイドさんの話によると滝つぼには
大ウナギが住んでいるんだとか。
トレッキングツアーを終え、
温泉につかり一息ついたあと、星砂の浜へ。
西表島2日目の夕暮れ。
西表島の大自然を肌で感じた一日でした。
− 4日目(最終日) −
早朝5時起床。外はまだ暗い。
身支度を整え、朝日の見える場所を求めて出発。
誰もいない砂浜。
風はなく、海は鏡のように静かでした。
そして、ゆっくりと姿をあらわす太陽。
一日のはじまり・・・priceless^^
最後まで素晴らしい自然を見せてくれた西表島に感謝。
たった3日間の滞在でしたが、
旅の途中たくさんの昆虫や動植物に出会いました。
西表島には固有の珍しい生物も多く生息しています。
ぜひまたいつか、生物図鑑を片手に
この地を訪れてみたいなと思います^^
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