夏の利尻島・礼文島








利尻島ペシ岬より。

はるか水平線にぼんやりと見えるのが礼文島。

たくさんの花が咲き乱れ、北国の短い夏を彩ります。





利尻島南浜湿原。

晴れていれば正面に利尻山が見えます。

水辺にはたくさんの花が咲いていました。





標高1721mの利尻山。

悪天候でしたが、一瞬の雲の切れ間から・・・





礼文島澄海岬。

透明度が高く青い海が広がっています。


厳しい環境のため、大きな植物は生育しておらず、

ごつごつとした岩を覆うように

高山植物が小さな花を咲かせていました。





礼文島の北端、スコトン岬から臨む夕陽。





礼文島桃岩歩道。

青紫のツリガネニンジンの大群落。

あたりは一面のお花畑でした。





礼文島メノウ浜。

宝石の一種である瑪瑙(メノウ)が採れることからこう呼ばれています。



小さなものならすぐに見つかるということで、メノウ探しに挑戦。





ありました。

(一応、売店のおじさんの鑑定済み^^)

乳白色・半透明な原石です。







− 今回の旅で出会った花たち −





礼文島の固有種、レブンアツモリソウ。

盗掘により激減し、絶滅が危ぶまれている。

(礼文島高山植物園にて)



利尻島・礼文島は高山植物の島として有名です。

本州では2000m級の高山でしかみることのできない高山植物が、

厳しい環境のため、平地で生育しています。



高山植物の花の最盛期は過ぎていましたが、

今回の旅でもたくさんの花たちと出会うことができました^^



   

ノリウツギ(糊空木) 利尻島南浜湿原   サワギキョウ(沢桔梗) 利尻島南浜湿原

   

ヨツバシオガマ(四葉塩竈) 利尻島南浜湿原   エゾノヨモギギク(蝦夷蓬菊) 利尻島ペシ岬

   

エゾトウヒレン(蝦夷唐飛廉) 礼文島澄海岬   イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) 礼文島澄海岬

   

クルマバナ(車花) 礼文島ゴロタ浜   キンミズヒキ(金水引) 礼文島ゴロタ浜

   

チシマアザミ(千島薊) 礼文島ゴロタ浜   ミソガワソウ(味噌川草) 礼文島ゴロタ浜

   

エゾノコギリソウ(蝦夷鋸草) 礼文島ゴロタ浜   キタノコギリソウ(北鋸草) 礼文島ゴロタ浜

   

エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子) 礼文島ゴロタ浜   ハマナス(浜茄子) 礼文島ゴロタ浜

   

レブンソウ(礼文草) 礼文島高山植物園   レブンウスユキソウ(礼文薄雪草) 礼文島高山植物園

   

カセンソウ(歌仙草) 礼文島高山植物園   レブンアツモリソウ(礼文敦盛草) 礼文島高山植物園

   

サラシナショウマ(晒菜升麻) 礼文島桃岩歩道   トウゲブキ(峠蕗) 礼文島桃岩歩道

   

ヒロハクサフジ(広葉草藤) 礼文島桃岩歩道   イブキトラノオ(伊吹虎尾) 礼文島桃岩歩道

   

カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜) 礼文島桃岩歩道   ネジバナ(捻花) 礼文島桃岩歩道

   

アサギリソウ(朝霧草) 礼文島桃岩歩道   ツリガネニンジン(釣鐘人参) 礼文島桃岩歩道



素人判断のため、花の名前には間違いがあるかもしれません。

ご了承下さい^^;



参考文献

「新版 利尻 山の島 花の道」 著者 宮本誠一郎・杣田美野里 北海道新聞社

「新版 礼文 花の島 花の道」 著者 宮本誠一郎・杣田美野里 北海道新聞社




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